2006年12月13日

ノロウィルスの驚異

5日前の日記にも書きましたが、ノロウィルスによる集団食中毒の被害が、昨年よりも1ヶ月も早く顕著になってきています。


病院、ホテル、学校などなど、様々な場所で発生しているようですね。
一般的な食中毒の原因となるウィルスが感染に必要な個数が1000~1万個なのに対して、ノロウィルスはわずか100個程度で人に感染するとの数値が出ていました。

それだけ感染力が他のものと比べて格段に強いことが改めてわかってしまいました。
更に、「人を死に至らしめるほどの威力はない」と先日の日記で述べてしまいましたが、ノロウィルスに感染したために亡くなった方もいらっしゃるようです…。


ニュースでも流れていましたが、東京のホテルでの感染ルートが未だ特定されていないとのこと。

一説によると、誰かが気分が悪くなって吐いてしまったあと、従業員さんたちが清掃・消毒をしたにも関わらず、残されたウィルスが油膜などに包まれて乾燥しない状態のままで空気中に舞い上がり、それを口や鼻から吸い込んだ人たちに感染してしまったのではないか、とも言われています。


食べ物に直接付着しているウィルスならば、過熱すれば死滅して人体に影響はなくなるのですが、空気感染ともなれば、ただの食中毒では済まされなくなります。
だって、食事していなくても感染する恐れが出てきたということですよね。

これは由々しき事態です。
いつぞやのSARS騒ぎの時みたいに街行く人々が皆、マスクを着用しているという光景が近々復活してしまうかもしれません。


外から帰ってきた時は必ず、手洗い・うがいを徹底しましょう。
更に、顔まで洗うとなお効果的だそうですよ。

それにしても、何故最近になってここまで急激にノロウィルスによる被害が頻発するようになったのでしょうか?
まさか、すでに変異して強力になったノロウィルスの進化したものが存在しているのかも…?

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Posted by メガネさん at 22:20│Comments(0)時事
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2010年8月にうつ病と診断。
2011年8月に双極性障害(躁鬱病)と診断。

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何年か継続して毎日更新してましたが、2013年初頭に激変。

以来マイペース更新に切り替えました。
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