2012年03月03日
『「意識の量」を増やせ!』、『シッダールタ』
おはようございます、メガネです。
昨夜は金縛りにあうことなく、快眠できました☆
しかもすっきり7時起床とか、久しぶりです(*´∀`*)
さて、朝で時間のあるうちに2月に読んだ本の残りを消化しておきまーす。
『「意識の量」を増やせ!』
2011年6月20日 初版第1刷発行
著者:齋藤孝
発行:株式会社光文社
定価:¥740+税
2012年2月17日読了
「気転の効く人」とそうじゃない人、何が違うのか?
生活の中から社会生活に至るまで様々な「意識」の持ちようについて述べられたものになっています。
自意識過剰で、人のせいにばかりしていないか?と自分を見つめ直すきっかけにもなるのではないでしょうか?
よくマンガとかで「気でわかる」とか「円」の範囲内に入ってきたらわかる、とか言いますが(笑)、あれもあながち嘘ではないかもしれませんね。
まえがきは続きに書いておきます。
はい、その前に次。
『シッダールタ』
昭和46年2月15日 発行
平成4年8月30日 41刷改版
平成23年5月25日 70刷
著者:ヘッセ
訳者:高橋健二
発行:株式会社新潮社
定価:¥362+税
2012年2月29日読了
偉い人、尊い人、なら釈迦の方が確かに上位なのかもしれない。
でも、遠回りをして、苦行も快楽も味わい、自然に身を任せて悟りの境地に至ったシッダールタ(釈尊)の人生の方が、自分たちに近いように感じました。
哲学的な話にはなるんですが、読んでいて、物語終盤にきて彼の考え方、物事の捉え方というか全てを受け入れる姿勢に共感しました。
沙門(シャモン)やバラモンと呼ばれる高僧ですら完全に理解できない、でも読者にはかえってそれがわかりやすいというか。
今に置き換えたら、そうですね…、政治家や官僚が一般庶民の生活がわからないとかそいういう感覚?(うーん、違うかも(笑))のように感じて、心が落ち着く気がしました。
これは文学作品であって、100%合ってる仏教の歴史ではないと思うのですが、シッダールタが至った悟りの境地に、僕は少し救われたような気がします。
まえがき
「閉塞感(へいそくかん)」にあえいでる人が多い。
どうも仕事がうまくいかない。大きなチャンスが巡ってこない。
努力しているのにどうしてなんだろう、と現状に行き詰まりを感じている人も多い。
本書で私が提案するのは、そうした「閉塞感」「行き詰まり感」を社会情勢や社会構造のせいと考えるのではなく、また自分の才能や資質の欠如と捉えるのでもなく、シンプルに「意識の量」の問題として考えて打開していく方法だ。
たとえば、仕事がうまくいかない理由にしても、いろいろ思いあたることはあるだろう。
自分の性格に不向きな業務を強いられているとか、まわりに自分を評価してくれる人がいないといった不満もあるかもしれない。
あるいは、自分にはある種の資格が足りないとか、忙しすぎて時間が足りないなどの理由を挙げる人もいるだろう。
が、ああだこうだと思い煩うのをとりあえず一回やめる。
すべては自分の「意識の量」が足りないからだと考えてみる。
すると、これまで手に負えないと思っていた人生の問題を、すっきり解消することができるようになるはずだ。
私自身、仕事や人間関係で数多くの失敗をしてきた。そのたびに感じてきたのは、ミスの原因を作ったのも、問題がなかなか解決しないのも、多くは自分の意識の量が足りなかったからだ、ということだった。
そう気づいて以来、「失敗の経験=意識量を増やす機会」と捉え、意識の量を増やしていくことを自分の課題としてきた。
自分の意識の量が少ないのに、大きすぎる問題を抱え込むと失敗してしまう。かといって、自分の現在の意識量に合わせたやり方をするだけでは現場を打開できない。
意識の量が増えれば、チャレンジできる幅も広くなる。
この本では、「意識の量」を増やすことで、チャレンジする能力をつけ、閉塞感の壁を突き破っていくことを目標にしている。
Ⅰ章では、主に「意識の量が足りない」とはどういう状態を指すのか、具体例を挙げてイメージしてみよう。
Ⅱ章では、「仕事」と「意識」の関係を考えていく。
Ⅲ章以降で紹介するのが、意識の量を増やし、意識をコントロールしていくための具体的なメソッドだ。
Ⅲ章では、身体訓練やメモ取りを通して、意識の量を増やしていく方法、Ⅳ章では、他人とうまく意識を交換することで、人間関係をスムーズにしていく訓練方法を提案する。そしてⅤ章では、「自意識」を乗り越えていくことを考える。
Ⅵ章では、チームで仕事をする時の意識の働かせ方を、企業やリーダーたちの実践例を挙げて紹介する。
意識増量メソッドには、一人でできるものもあるし、会社や学校で行うグループトレーニングに最適な方法もある。自分が取り組みやすいものを見つけて、日々実践してもらいたい。
仕事だけではない。勉強だって、婚活だって、いや結婚生活そのものにしたって、意識の量次第だ。
さあ、意識の量を増やして、すっきりアグレッシブに生き抜こう!
「閉塞感(へいそくかん)」にあえいでる人が多い。
どうも仕事がうまくいかない。大きなチャンスが巡ってこない。
努力しているのにどうしてなんだろう、と現状に行き詰まりを感じている人も多い。
本書で私が提案するのは、そうした「閉塞感」「行き詰まり感」を社会情勢や社会構造のせいと考えるのではなく、また自分の才能や資質の欠如と捉えるのでもなく、シンプルに「意識の量」の問題として考えて打開していく方法だ。
たとえば、仕事がうまくいかない理由にしても、いろいろ思いあたることはあるだろう。
自分の性格に不向きな業務を強いられているとか、まわりに自分を評価してくれる人がいないといった不満もあるかもしれない。
あるいは、自分にはある種の資格が足りないとか、忙しすぎて時間が足りないなどの理由を挙げる人もいるだろう。
が、ああだこうだと思い煩うのをとりあえず一回やめる。
すべては自分の「意識の量」が足りないからだと考えてみる。
すると、これまで手に負えないと思っていた人生の問題を、すっきり解消することができるようになるはずだ。
私自身、仕事や人間関係で数多くの失敗をしてきた。そのたびに感じてきたのは、ミスの原因を作ったのも、問題がなかなか解決しないのも、多くは自分の意識の量が足りなかったからだ、ということだった。
そう気づいて以来、「失敗の経験=意識量を増やす機会」と捉え、意識の量を増やしていくことを自分の課題としてきた。
自分の意識の量が少ないのに、大きすぎる問題を抱え込むと失敗してしまう。かといって、自分の現在の意識量に合わせたやり方をするだけでは現場を打開できない。
意識の量が増えれば、チャレンジできる幅も広くなる。
この本では、「意識の量」を増やすことで、チャレンジする能力をつけ、閉塞感の壁を突き破っていくことを目標にしている。
Ⅰ章では、主に「意識の量が足りない」とはどういう状態を指すのか、具体例を挙げてイメージしてみよう。
Ⅱ章では、「仕事」と「意識」の関係を考えていく。
Ⅲ章以降で紹介するのが、意識の量を増やし、意識をコントロールしていくための具体的なメソッドだ。
Ⅲ章では、身体訓練やメモ取りを通して、意識の量を増やしていく方法、Ⅳ章では、他人とうまく意識を交換することで、人間関係をスムーズにしていく訓練方法を提案する。そしてⅤ章では、「自意識」を乗り越えていくことを考える。
Ⅵ章では、チームで仕事をする時の意識の働かせ方を、企業やリーダーたちの実践例を挙げて紹介する。
意識増量メソッドには、一人でできるものもあるし、会社や学校で行うグループトレーニングに最適な方法もある。自分が取り組みやすいものを見つけて、日々実践してもらいたい。
仕事だけではない。勉強だって、婚活だって、いや結婚生活そのものにしたって、意識の量次第だ。
さあ、意識の量を増やして、すっきりアグレッシブに生き抜こう!
Posted by メガネさん at 10:11│Comments(0)
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