2012年02月08日
『エディプスの恋人』
こんにちは、メガネです。
((´д`))アァ~寒い。
大津市南部でも雪が降ったりやんだりしてます。
病気なんですが…だんだんよくなってきて、朝起きられるようになってきてはいるんですが、やっぱり何か違いますね。
仮に元気(?)だとしても「活力」がないというか…。
やっぱり違和感ありますね。
それでも毎日ちょっとずつしか進めないんですけど。
『エディプスの恋人』
昭和56年9月25日 発行
平成14年10月5日 44刷改版
平成23年12月15日 56刷
著者:筒井康隆
発行:株式会社新潮社
定価:¥490+税
2012年2月1日読了
過去2作とはまたもや違う展開に。
まず最初に前作のクライマックスなどまるでなかったかのように始まるストーリーに首をかしげました。
何故かわからないまま進んでいくので、あれ?パラレルワールドなのかな、と疑問は深まるばかり。
1人の不思議な生徒を追っていくにつれて徐々にわかっていく事実。
いつもの「能力者」ではない、つまり超能力を持っていないはずなのに起こる超常現象。
その謎へ迫って行くと明らかになる「大きな意志」の存在。
それは七瀬には抗うことのできないとてつもない力。
その「意志」に突き動かされるように動いていく世界を知ることになります。
そして最後は七瀬自信が神の視点を味わうことに。
まるで宇宙の真理みたいなお話でした。
個人的には3部作の中では「家族八景」が一番よかったかな~。
Posted by メガネさん at 15:08│Comments(0)
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