米 中間選挙と非核三原則
こんばんは、メガネです。
ここは日本だと言うのに、アメリカの中間選挙についてワイドショーでもだいぶ時間を費やして報道しているようですね。
どうも民主党が優勢だということですが、共和党もブッシュ大統領に対する国民からの厳しい視線に苦戦しているようですね。
さて、タイトルを見て「なんでアメリカの選挙と非核三原則が関係あるねん」とお思いになった方、いらっしゃいませんか?
それが大有りなんですよ、奥さん。(笑)
今は共和党の方が戦争やってるってイメージが強いですが、ほんの少し前にショッキングな作戦が計画されていた事実をご存知ですか?
それはクリントン前大統領の時代。
北朝鮮に対する圧力を強めようとするとんでもない危機があったんですが、クリントン前大統領は北朝鮮に対して武力行使するつもりで、日本にも呼びかけをしていたんですよ。
日本の高官もそれを認めている人物がいるようです。
しかも、その内容が更に恐ろしい。
自衛隊だけではなく、民間の漁港や空港などもアメリカ軍が使用できる、つまりは日米の共同作戦による戦争を行う直前の状態にあったということなんです。
アメリカ軍が来る、ということは(今でもそうですが)原子力潜水艦だって日本に入港するってことじゃないですか?
原子力潜水艦やイージス艦などには核ミサイルが搭載されていてもおかしくないはず。
あれ?
『非核三原則』って…
核を…
作らない
持たない
持ち込ませない
じゃなかったでした??
佐藤栄作氏が大層な理想の元に声高らかに宣言した、世界唯一の原爆被爆国である我々の誇るべき原則がただの殻だったら、皆さんどうします?
アメリカの軍艦が持ち込んでいても、少し滞在してすぐに出て行くのだからそれは見なかったことにしろ、というお約束が今でも守られているだなんてことを耳にしたことがあります。
外務大臣が代わるたびに、外務省の官僚が大臣にその旨を伝えているらしいです。
ホンマかいな?って思う節もありますが、日米の関係を考えれば決して大げさなことでもないでしょう。
更に今日やっていた番組の街頭調査でも
「非核三原則を守るべきだ」と答えた人が多いにも関わらず、その中から「実際には疑わしい、または既に持ち込んでいると思う」と答えた人も非常に多かったことがわかりました。
学校でも家庭でも子供には「核はあかんねんよ、戦争はもう絶対に起こしたらあかんねんよ」
と言い聞かせている親たちが内心では「もう既に核は日本に入ってきつつある」と思ってるだなんて…。
それを知ってしまうと、最近物議をかもしている『核保有議論』も出てきて然り、なのではないでしょうか?
アメリカがのうのうと核を持ち込むぐらいなら自分達でやってしまおう。
議論をまずおこして、けん制するべきだ、なんてね。
戦争を知らない世代が政治、外交を司る時代が始まりました。
僕たちは一体どうすればいいのでしょうか…?
キレイごとでは済まされない現実が既に目の前にまで迫ってきています。
関連記事