10代へのタミフル処方ストップ

メガネさん

2007年03月22日 23:52

こんばんは、メガネです。


インフルエンザに一定の即効力があるとされるタミフルが10代の子供たちに限って使用を控えるようにとの指示を厚生労働省が発表しましたね。
何故か真夜中に会見を開いてまで…。

ツッコミたいところは山ほどありますが、さてどこからつついてやろうか…。
①何故現場の声を聞かない??

まずは、この決定を下す決定打の1つとなったのはある医師から直接文書で報告されたタミフル服用後における異常行動の実例だという話が持ち上がっているようです。

それまではタミフルの服用と異常行動との関連に対する見解は、主に製薬会社から提出されたものをもとに判断していたそうです。


②8~9歳、20歳など、ボーダーラインにあたる年齢の人にはどのような対応をしたらいいの?

あのー…一定の年齢であれば副作用が全くないなんてことはないですよね。
身長、体重、体力などが人によって違うように症状の軽重や副作用の有無だって人それぞれのはず。
それを安易に年齢で区切ってしまっては医療現場の混乱を招く恐れがあるのでは?



③どうしてもタミフルを服用させざるを得ない場合はどうすればいいの?

これは②と関連していますが、服用を控える対象年齢でも服用せざるを得ない場合だってあると思うんです。
タミフルを服用しさえすれば、インフルエンザ脳症にならなくて済むことだってあるはずだと…。

タミフルが使えないがために長時間40℃近い熱にうなされ、ウィルスが脳に達して後遺症が残ってしまった、なんて事態が起こらないとも言い切れませんよね。


④後から後から異常行動の実例が発表されるのは何故??


最初はね、僕も簡単にタミフルの服用と飛び降りなどの異常行動を直結させて考えるのは危険だと思ってましたよ。
しかし、今回の問題で何よりも信用できないのはこういった情報を小出しにしてくる厚生労働省の姿勢にあります。

まさか、まだ何か隠してるんじゃないの??と疑いたくなってしまいます。
解体されることになったどこかの省庁に似てませんか?

噂によると(あくまでも噂ですが)、タミフルを輸入している日本の製薬会社に厚生労働省から天下りした人がいるとかいないとか…。


国民の安全を充分に考慮して??
天下り先を失くしたくないからじゃないの~?


お子さんの異常行動を目撃した親御さんにしてみれば、リスクがあったって後遺症が残らずに熱も比較的早く下がるのであれば、タミフルを服用させて2日でも3日でも目を離さないようにしようって思うんじゃないかなぁーって思います。
他に深刻な副作用を起こす心配がないのであれば、ですけどね。

薬の服用云々よりも、必ず入院させて薬品投与から副作用の心配がなくなるまでは絶対に目を離さないように、とか指示ができると思うのですが…。



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