こんばんは、メガネです。
「雪印の二の舞になる」
ふざけた内部文書の発覚、賞味、消費期限切れの牛乳を使用などなど世間を騒がしている不二家ですが、社長が辞任を表明した後も事態は悪化の一途をたどっていますね。
埼玉工場では大ベテランのパート従業員さんが判断して期限切れの原料を使用したとか言ってますが、個人の判断でここまで事が重大になるんでしょうかねぇ。
一般家庭での話とは違いますよね、コレ。
家庭だったら期限切れの食品はとりあえずお父さんに食べさせる(笑)というのがあるらしいですけど、会社が同じことやったらダメですよね~。
社長が辞任を表明したといっても、親族経営でずっとやってきた会社でしょ。
果たしてどうなることか。
雪印は牛乳の不祥事で商品が売れなくなったと言っても、チーズなどの乳製品に活路を見出すことができましたが、洋菓子メーカーである不二家にあるオリジナルブランドって…??
よく似た商品が世間には溢れかえってますよね。
大株主である森永製菓が支援策を講じるか、経営に乗り出すなどと噂されてはいますが森永製菓の保有する不二家の株式は全体の3.7%。
これに対して、経営者親族が保有する株式が5%を超えていますので、権限委譲が速やかに行われるとは断言できない状況ですね。
かわいそうなのは直営・フランチャイズ店で頑張っておられた皆さんです。
親元がこんなことしたおかげで、生活できなくなるかもしれない危機に陥れられてしまってます。
会社がどう変わるのか、従業員やフランチャイズオーナーの皆さんへの補償がしっかりと行われるのか、気になるところです。
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さて、お次は出ました三菱ふそう。
タイヤとシャーシを繋ぐハブに問題があったせいで脱輪したトラックのタイヤが激突し、母子の尊い命を奪った事件でリコールとなった部品が今回、再リコールされる見通しが決定的になっているそうです。
交換した新しいパーツにまたもや不備があるってのは、企業体質が悪いとかいう以前の問題ではないでしょうか?
部品を作る下請け側の問題、取り付ける工場の問題など。
もちろん会社本体にも問題があることは言うまでもないですね。
実際に内情を知っているワケではないので、憶測でしかありませんけどね。
リコールにかかるコストを少しでも減らしたい、という思惑が働いたとしたら、許すわけにはいきません。
技術の伝承がしっかりとできていないのでは?と思ってしまいます。
トヨタでも急激な海外進出などによる販売台数の増加に比例するようにリコール台数も激増しています。
対策として、工場の従業員への技術伝承を進めるシステム作りを急ピッチで整備しているみたいですし。
トヨタの2006年度のリコール台数って、国内の同年度出荷数を上回ってるってご存知でした?
同じ日本の自動車会社として、トヨタにできて三菱にできないとは言えないですよね。
隠さず、ユーザーの安全を最優先に考えて、改善に努めてもらいたいものです。