トルコと日本。

メガネさん

2007年01月11日 00:50

今日はネタが溢れております。(笑)
この1つだけ頑張って書いてから寝ますね。


和歌山県で明治時代に沈没した軍艦の引き上げが行われるというニュースがありますよね。

その時のエピソードに感動したので、記憶が薄れないうちに記しておきます。
沈没した当事、地元の人々の懸命な救助活動により、20人前後の乗組員の命は助かったそうです。

しかし、彼らの船は海の底。
「トルコという遠い異国の地から親善のためにやってきた彼らの好意に応えたい」という人物がいました。

山田虎次郎(漢字違ってたらごめんなさい)なる人物です。


彼らを祖国へと送り届けるために、明治天皇に軍艦2隻を出してもらえるように陳情。
更に、「亡くなった乗組員の家族がトルコにはいる、その人たちが今後も暮らしていけるようにしてあげなければ。」、と皆からカンパを募り義捐金として彼らに手渡したそうです。



それに感動したトルコ人たちは祖国でこのエピソードを皆に話し、日本には感謝しなければならないと伝え広めたそうです。


え?本当かって??
それが本当なんですよ。
未だにトルコの人々の間ではこのエピソードが生きているんです。


イラク戦争の時のことを覚えていますか?
フセイン大統領が会見後40時間以内に外国人すべてを撤退させなければ攻撃の対象となる、と宣言して大パニックになったときのことを。


知ってます??
日本からは救助の飛行機が行っていないんですよ。
他の国の人たちは自分の国から迎えにきた飛行機に乗って避難しているのに…。


そこにやってきたのは見知らぬ国の飛行機。
なにやら外人さんが日本人は乗れと言っている。
どうやらトルコの飛行機らしい。
その飛行機でイラクにいた日本人の皆さんは無事に避難することができたそです。


その後のインタビューでトルコの方が

「やっとあの時の恩返しをすることができました。」

と言ったそうですよ。


又聞きの上に、急いで書いてしまったので全然まとまってませんがこんなカンジです。(笑)



弱い立場の人には優しく接する、という日本人の美徳が生んだ国際交流ですよね。
また、それに素直に感謝し、感動してくれたトルコの人々がいるってことだけで嬉しくなります。


争いのある国家間にこんな温かい交流があればいいのにな。


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