職人魂。

メガネさん

2006年12月16日 23:52

メガネ@ほろ酔いです。

久しぶりにウィスキーを愉しんでました。
寒い季節には焼酎を熱~いお茶で割って飲むのが好きなんですが、今日は何となくウィスキーに手が伸びましたね~☆

と言っても、缶ビール1本とグラス1杯のウィスキーだけしか飲んでませんけどね。
年末年始に多分大量に飲むことになると思うので、今はまだ肝臓を休ませておいてあげないと…。


いきなりタイトルと全く関係のない話題から入ってしまいましたが(笑)、先ほどのリコールやらの話と同じく、今朝の新聞に掲載されていた記事についてです。


フォード傘下となり、経営再建を見事に達成し、破竹の勢いで成長してきたマツダ自動車がアメリカへ向けて輸出していた車約4700台を廃棄処分にすることを決定したそうです。
さて、詳しい内容は続きをどうぞ☆
アメリカでも人気のアクセラ、ロードスター、RX-8、アメリカ先行販売のCX-7などおよそ4700台を載せた船が海難事故で傾いたまま、運航不可能状態になっていたそうです。

このニュース、僕は知りませんでした。
「え?!そんなのニュースで言ってた?!」って。
どこかで見逃していたんでしょうねー。


車を輸出するための船ですから、当然船内にはマツダの新車がびっしりと積まれていますよね。
その船が傾いてしまった時には中の車もその衝撃で隣同士でぶつかってしまったりしているワケですよ。

しかし、中には新車として販売できる車もあったそうです。
それでも「傾いた時に片側サスペンションだけに負担がかかっているはずだから」とか「海の上でずっと潮風にさらされていたのだから」とか、マツダのお偉いさん方は考えたようです。

で、下した決断は「積載されていた4700台全てを廃棄処分とする」でした。


「このような状態に置かれた車を、新車として販売できるものがあったとしても、例え相応の値引きをしたとしても、お客様に対して失礼である」と断言したそうです。


かっこいい~。(笑)
過去の経験があればこそできた決断ではないでしょうか?
保険に加入はしていたそうですが、4700台全てをカバーするには程遠い額しかもらえないはず。
保険でまかなえない部分は全てマツダの損失ですよね。


それでも「信用」を守る姿勢を貫いた決断は、まさに職人魂の表れだと思います。


でも新車同然のものを廃棄処分にするくらいなら1台だけでいいから頂戴☆
って思うのも正直なところだったりして。(笑)

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