『エンジェルエンジェルエンジェル』と日記もあるよ。(笑)
こんばんは、メガネです。
本当は今日は飲み会だったのですが、都合が合わなくなり延期となりました。
で、それも何なので友達がラーメン食べに行こうと誘ってくれたのですが、親から仕事以外では危ないからやめてくれと言われました。
彦根は遠過ぎるとのこと。
じゃあどこまでならいいのさ、と思いつつ、言うことを聞いておきました。
で、1か月ぶりくらいに整体へ。
ほぐしてもらってスッキリ~。
先月は京都へ行く頻度がものすごく高かったので、やっぱりカラダがこってたらしいです。
帰ってきたら今日来るはずだった税理士さんが来れなくて明日来ることになったと母から聞きました。
明日に延びるなら間に合う仕事があったので、急いでノートPCを開いてお仕事。
先生に渡すようのフラッシュメモリにデータをコピーして終了。
あ、書評書くつもりだったのに、いつの間にかこんなに書いてた。(笑)
『』ついてるだけで書評だと思って読み飛ばす人もいるのに。(笑)
というわけで、タイトルがこうなったわけです。
それでは書評へ。
『エンジェルエンジェルエンジェル』
平成16年3月1日 発行
平成23年2月25日 第13刷
著者:梨木香歩
発行:株式会社新潮社
定価:¥362+税
2011年11月29日読了
「梨木さんには2つの文体がある」
友人は言ってました。
気づかなかったけど、確かにそうです。
ものすごくやわらかくて優しさに満ちた文体。
ゾッとするような怖さや、神秘的な雰囲気を漂わせた文体。
この『エンジェルエンジェルエンジェル』ではその両方を見ることができます。
本当に文章の使い分けが上手い作家さんだと思います。
でも、本当は、他の文庫本よりちょびっと安かったから買ったというのが本音。(笑)
今回のお話はちょっと切なくて、ちょっと怖い、といったかんじでしょうか。
僕は最初から泣いてしまいました。
でも『黙示録』の引用によって、2つの物語ががっちり噛み合いつながります。
物語全体が引き締まるような印象を受けました。
過去と現在、2つの世界が導く先には何が待っているのか?
安いので是非その先は皆さんの手で確かめて下さい。
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