『ニーチェ 道をひらく言葉』

メガネさん

2010年09月21日 18:20

こんばんは、メガネです。


昨日久しぶりに自転車乗ったわりには筋肉痛にならずに済みました。
でも、お天気が悪いせいなのか、体はだるくてダラダラに拍車がかかっております。(笑)

全然読書も進んでません。
これでストックがなくなりますが、先月頑張りすぎたので気にしない。(笑)



『ニーチェ 道をひらく言葉』

2010年6月12日 第1刷発行

著者:フリードリヒ・ヴィルヘルム・ニーチェ
訳者:野田恭子
発行:株式会社イースト・プレス

定価:¥1300+税

2010年9月8日読了



いろんな所からの抜粋で、しかも”超訳”である点には注意が必要。
原文が理解できる人が読んだものと、予め訳者の意図が多少影響している本で読むのとは、おそらく感じ方が違う部分も出てくると思われます。

それでも、ニーチェ関連の本は、最近かなり売れているようですから、彼の言葉が現代社会に必要とされているのがわかりますね。


ちょっとひねくれ者じゃね?みたいなところもありますが、的を得ている部分、深い部分もあり、なかなか参考にできるのでは、と思います。


「視界がひらけたここでは、気持ちも高まる」

  だが、これとは逆の者もいる。高みにのぼり、視界がひらけているのに、下を見下ろすのだ。
                      (『善悪の彼岸』)



「自殺を考える」
 
 自殺を考えるのは大いになぐさめになる。幾多のやりきれない夜をやりすごす助けになる。
                            (『善悪の彼岸』)


「やたら賞賛しない」

  賞賛は非難よりもおしつけがましい。
               (『善悪の彼岸』)



「罪とは」
  
  罰とはおかしなものだ!罪人をきよめるわけでもないし、つぐないにもならない。それどころか、犯罪以上に犯罪者を堕落させる。
       (『曙光』)



時と場合が一致すれば、今でも充分に説得力を持つ言葉がいくつもあります。
これは違うやろーってのもかなりありましたが(笑)、共感ページを折って何度も読み返したいと思います。


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