2010年8月読書記録。

メガネさん

2010年09月03日 21:28

こんばんは、メガネです。


我が家のゴーヤで作られた緑のカーテン…。
毎朝、高枝切りばさみを駆使して実を収穫するのですが…あ、そうそう、何でか知らんけど、同じ実やのに昼過ぎとか夕方に収穫したら午前中に獲ったものより苦いんですよねー。

あ、話逸れましたけど(笑)、今朝も楽しみに収穫しようとしたんですよ。
そしたら1株元気のないヤツがおりまして…。


なんでやろ、と思って様子を見てみると、根元にアリの巣が…。(涙)
おそらく土の中で噛み切られたんでしょうね。
腹立ったので、巣に水を流し込んでやりました。


はい、それでは本題です。(笑)

8月の月間読書記録です。
記録更新の月間30冊。
まぁ8月は「フルメタルパニック」だけで20冊超えてるんで、こんなもんかもしれませんね。

今回から「読書メーター」の月間データを利用することにしました。

読了時に書いた簡単な書評がそのまま反映されていますので、以前にもまして長いです。
8月の読書メーター
読んだ本の数:30冊
読んだページ数:7834ページ

終わるデイ・バイ・デイ〈上〉―フルメタル・パニック! (富士見ファンタジア文庫)
アニメ2ndの最初にあたる巻。陣代高校での生活にも慣れ始め、かなめとの関係も進展しつつあったところに出された、任務後退命令。荒れるソースケに追い打ちをかける事態。ミスリルでもゴタゴタがあり、新たな展開が非常に気になるところ。
読了日:08月05日 著者:賀東 招二


世界の言語入門 (講談社現代新書)
アイウエオ順に90の言語について語られたエッセイにあたる1冊。知るはずもない珍しい言語に触れることはやはり楽しい。
読了日:08月07日 著者:黒田 龍之助


ペンギンと青空スキップ (幻冬舎文庫)
喋喋喃喃、ファミリーツリーの執筆、出版あたりの心情が日記につづられている。さらにRADWINPSも登場。筆者のお付き合いや、好きなアーティストなんかがさりげなく登場するのも見ていて楽しい。
読了日:08月07日 著者:小川 糸


終わるデイ・バイ・デイ〈下〉―フルメタル・パニック! (富士見ファンタジア文庫)
前巻で漂っていた不穏な雰囲気。やはり生きていたガウルン。しかし、その姿は…?一気にキナ臭くなる状況にもかかわらず、絶不調のソースケ。絶対の自信のあったAS操縦技術をクルーゾーに真っ向から打ち破られ、まさになすすべなし。ヒーローに必要な挫折を乗り越えた時に、やはりお約束のパワーアップが。(笑)これからの展開に向けての準備が着々と進んでいく感じが期待を膨らませる。
読了日:08月08日 著者:賀東 招二


踊るベリー・メリー・クリスマス―フルメタル・パニック! 6 (富士見ファンタジア文庫)
シリアスな巻の後は夫婦漫才か、と思わせておきながら、事態は思わぬ方向に。あろうことか<アマルガム>が関わり、陣代高校の面々は再び大変な目に。
読了日:08月09日 著者:賀東 招二


つづくオン・マイ・オウン―フルメタル・パニック! (富士見ファンタジア文庫)
ファンには辛いことしかない鬱な1冊。この語の展開には必要かもしれないが、やはり辛い。完膚なきまでに叩かれたミスリル、ソースケの再起はあるのか?
読了日:08月09日 著者:賀東 招二


フルメタル・パニック! 燃えるワン・マン・フォース (富士見ファンタジア文庫)
再起をかけるまでの話がメインだが、全く違う場面にヒロイン的な存在が必要なのはわかる。しかし、ここで無意味にあっさりと殺されるキャラは必要だったのか?あまりにあっさり殺されるのがショック。
読了日:08月10日 著者:賀東 招二


つどうメイク・マイ・デイ―フルメタル・パニック! 9 (富士見ファンタジア文庫)
一度壊滅しかけたヒーローが次に起こすもの。もちろん気持ちのいい大反撃である。役者は揃ったが、払った犠牲はあまりにも大きかった。7,8での鬱な気分を吹き飛ばすにはまだまだ続きが必要。
読了日:08月10日 著者:賀東 招二


せまるニック・オブ・タイム―フルメタル・パニック! 10(富士見ファンタジア文庫)
ついに明かされたウィスパードの秘密!そしてミスリルとアマルガムの関係。最終巻を前にようやくわかった事実についにいままでの物語が頭の中で1つに繋がる。しかし、ついに身近に親しんできたキャラに最期の時が。マオとあんなことがあったら誰でも死亡フラグだと思うでしょ。(笑)お調子者のクルツの最後としてはハードボイルド。レイスの持つ伝えられていない要素に期待。
読了日:08月11日 著者:賀東 招二


フルメタル・パニック!11 ずっと、スタンド・バイ・ミー(上) (富士見ファンタジア文庫)
レーバテインのフルアーマーはお約束。SRW(スパロボ)でも是非お目見えしたいのだが、それが叶うためにはやはり続編のアニメ化が必要か。完結を機にアニメ化を熱望。ウィスパードの秘密を全て知り、レナードにつくかなめは正気を取り戻すことができるのか。後1回の戦闘で限界を迎えるM9とレーバテイン、そしてダナンの行方は?いまやベヘモスですら一撃で仕留めることのできるソースケが苦戦するのはただ1人。そして、ピンチに現れるのは死んだと思われるあの人か。(笑)
読了日:08月11日 著者:賀東 招二


放っておけない一匹狼(ローン・ウルフ)? (富士見ファンタジア文庫―フルメタル・パニック!)
シリアスな長編から独立させた学園ラブコメディ。この落差で笑わない人がいるだろうか。ふもふも。(笑)
読了日:08月12日 著者:賀東 招二


本気になれない二死満塁?―フルメタル・パニック! (富士見ファンタジア文庫)
ふもっふで衝撃を受けたウォークライ集録。貴様らの●●●●はじじいのしおれた●●か?!あぁマオ姉さんの海兵式ののしり手帳が見てみたい。(笑)
読了日:08月12日 著者:賀東 招二


自慢にならない三冠王?―フルメタル・パニック! (富士見ファンタジア文庫)
普段緊迫ばかりしているテッサに用意された息抜きは…やっぱり辛いものだった?(笑)高校での生活に自分なりになじんでいくソースケを見てると安らぐのだが、長編に戻ると反動で辛くなったりする。(笑)
読了日:08月13日 著者:賀東 招二


同情できない四面楚歌?―フルメタル・パニック! (富士見ファンタジア文庫)
秀才でもっとレベルの高い高校に進学していてもいい生徒会長・林水のエピソードでその魅力に説得力がついた。SRTトリオ結成秘話も面白い。
読了日:08月13日 著者:賀東 招二


どうにもならない五里霧中?―フルメタル・パニック! (富士見ファンタジア文庫)
顔はやはり大貫さん。(笑)「ダーイ」の一言がシュールすぎる。OVAの完成度の高さにも舌を巻くばかり。(笑)
読了日:08月14日 著者:賀東 招二


あてにならない六法全書?―フルメタル・パニック! (富士見ファンタジア文庫)
女神に来日で「死ぬかもしれん…」ともらしたソースケが長編よりも可哀そうだった。(笑)
読了日:08月14日 著者:賀東 招二


トイレの神様
飾りのない文章で、作文かと思うほどのシンプルさで書かれた筆者の生い立ちや家庭環境、音楽への思いがストレートに胸を打つ。10分にもわたる楽曲がラジオでフルで流されることのスゴさは計り知れない。今年は紅白にも出るんだろうなぁ。
読了日:08月14日 著者:植村 花菜


安心できない七つ道具?―フルメタル・パニック! (富士見ファンタジア文庫)
林水のお見舞いのはずが、酔っぱらって大騒ぎ。当の本人は外泊してたってオチも好き。(笑)老兵たちのフーガ。本編で触れられたセクハラの件はこれか、と納得。
読了日:08月15日 著者:賀東 招二


フルメタル・パニック! 悩んでられない八方塞がり? (富士見ファンタジア文庫)
短編らしいバーチャルの世界でも相変わらずのソースケたち。おなじみのキャラたちが繰り広げる戦いは面白い。かなめのHNがいい味出してる。(笑)
読了日:08月16日 著者:賀東 招二


音程は哀しく、射程は遠く―フルメタル・パニック!サイドアームズ (富士見ファンタジア文庫)
クルツ祭り。お得意の軽いノリから哀愁たっぷりのエピソードまで。温泉編の信二君はコーディネーターだったのか。(笑)シードネタを使ったシーンがOVAではパンツに変わってたのにも爆笑。
読了日:08月16日 著者:賀東 招二


極北からの声―フルメタル・パニック!サイドアームズ〈2〉 (富士見ファンタジア文庫)
ソースケとの出会い編、今まで語られなかった素性が明らかに。本当は優しくて、運命のいたずらがなければ、普通に陣代高校でかなめと同級生だったかもしれない。カリーニンやマデューカスの昔話も興味深い。
読了日:08月17日 著者:賀東 招二


ストーリー・セラー
よかった。Side Bのおかげで少しだけ救われた気分になる。Side Aだけの時は救いもなくて本当にしばらく他の本が読めなくなった。しかし、本当にどこまで本当なの?と「彼女」、「彼」に聞きたくなる。
読了日:08月19日 著者:有川 浩


フルメタル・パニック!12 ずっと、スタンド・バイ・ミー(下) (富士見ファンタジア文庫)
大団円。予想が当たったのは死に損いの色男だけ。(笑)「極北からの声」を読んでいてよかった。最後の最後まで息つく暇もなく駆け回る愛着あるキャラクターたち。むっつり軍曹たちに敬礼。(笑)完結の余韻に浸りながら「Ace」でアーバレストに搭乗してきます。(笑)
読了日:08月20日 著者:賀東 招二


七つの怖い扉 (新潮文庫)
夏と言えば怖い話!と思って読んだけど…。まぁ普通にさらっと読めてしまいました。(笑)個人的には「きつねのはなし」の方が怖かったな~。数年ぶり、いや下手をすれば10年以上かな、貞子の名前を見て懐かしくなりました。(笑)
読了日:08月21日 著者:阿刀田 高,高橋 克彦,小池 真理子,乃南 アサ,鈴木 光司,宮部 みゆき,夢枕 獏


「予測」で読解に強くなる! (ちくまプリマー新書)
「文章は接続しで決まる」に続いて、接続詞をヒントに「予測する」という行為について深く掘り下げていくという内容。優れた文章には効果的な接続詞、今回の場合は読者に予測を促すためのツールとして用いられていることが述べられている。文章に関する考察は難しそうなイメージがあるが、石黒氏の説明は簡潔で例文の引用の仕方も面白いので、それほどアレルギー反応を示すことなく読めるのではないだろうか。
読了日:08月23日 著者:石黒 圭


バカの壁 (新潮新書)
なかなか読みづらい本。養老氏が話したことを文章に起こしてもらったって書かれていたからかはわからないが、少し抵抗がある自分は養老氏のいうところの都市型で間違いないだろう。(笑)一元化、無意識の意識などは非常に論理的で説得力があった。
読了日:08月24日 著者:養老 孟司


沼地のある森を抜けて (新潮文庫)
この人の小説には「生」と「死」が同時に存在していることが多いのが特徴的。今回はちょっと謎の別世界が村上春樹の「世界の終りとハードボイルドワンダーランド」っぽかったと個人的に感じている。それにしても、梨木さんの作品は思いもよらない所から人が出てくるなぁ。(笑)
読了日:08月28日 著者:梨木 香歩


温室デイズ (角川文庫)
現実味、臨場感のある話だった。温室か。そこにいるときは、学校が社会の全てのように感じていたのだが、今から思い返せば、確かに温室だと思う。しかし一歩間違えば、甘やかされるあまり、自ら社会適応できなくなってしまう側面も間接的に表れているのではないか。1つ残念なのは、吉川の行動はいきすぎ。実際にこんなことがあったら大騒ぎである。
読了日:08月28日 著者:瀬尾 まいこ


池上彰の学べるニュース2
あの番組の第2弾。原爆の仕組みが目新しかったかな。図も説明も非常に理解しやすかった。ウラン型とプルトニウム型の特徴をおさえることで、何故地下設備なのか、何故遠心分離器が必要になるのかが、一目瞭然になる。
読了日:08月29日 著者:池上彰+「そうだったのか! 池上彰の学べるニュース」スタッフ


卵の緒 (新潮文庫)
母親が強くてとっても魅力的。あんな素敵な愛の言葉を自分の子供にも言ってあげられたら、と思う。家庭環境がどうとかじゃない。心の持ち方1つなんだな。デビュー作らしいが、今読んだ中(「図書館の神様」、「温室デイズ」)では一番よかった。
読了日:08月30日 著者:瀬尾 まいこ

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