『環境問題は何故ウソがまかり通るのか』

メガネさん

2007年08月26日 15:26



『環境問題はなぜウソがまかり通るのか』 (武田邦彦 著 洋泉社)

今やってるリサイクルが、全くの無意味、それどころか以前よりも環境に悪影響を及ぼしてすらいるという現実を知った時、あなたはどうしますか?
リサイクルという旗の下、利権をむさぼる輩がほくそえみ、私たちの税金が投入されている紛れもない事実。
ペットボトルをリサイクルするようになってからかかっているコストは以前の7倍、しかも回収されたペットボトルはほとんどが焼却処分になっていること、などなど、中身はかなりショッキングなものになっております。

しかも、京都議定書が温暖化に歯止めをかけるためにあるなんてのは、とんでもない茶番だということ、そんな議定書の目標すら達成できない国ワースト1位が日本であること、更には自分たちで設けた目標達成のためにロシアから二酸化炭素の排出権を2兆円で買い取ろうとしている現実。

実に情けない内容ばかりでイヤになりました。

リサイクル大国だと言われるようになって久しい日本ですが、これはもうプロパガンダ以外の何者でもないですね。
リサイクルをするようになってゴミの量は減るどころか、順調に増えていますよ。


どうぞできるだけ若いうちにコレを読んでおいて下さい。
中学生以上であれば必ず理解できます。
むしろ大学生までの間に読めば、素直に実情が理解できると思います。


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