『シアター!』
こんばんは、メガネです。
7月に入ってからもなかなか進みませんが、コツコツ読んでます。
『シアター!』
2009年12月16日 初版発行
著者;有川浩
発行:株式会社アスキー・メディアワークス
定価:¥610+税
読了日:2010年7月3日
今度の舞台は小劇団。
有川さんは何でも書きますね~。
「図書館戦争」よりも更にテンポのいい熱血系です。
存続の危機に瀕した劇団「シアター・フラッグ」
主宰である春川巧は幼いころから頼りっぱなしだった兄、司に泣きつき負債300万円を貸してもらうことに。
そこで示された兄の借金の条件が3年で、しかも劇団の利益から完済せよ、というもの。
巧も劇団員の面々も、司も個性豊かで魅力的。
厳しい条件を提示し、劇団の運営の甘さを理詰めで譲らず立て直しを図る司はいつしか「鉄血宰相」とメンバーから呼ばれるように。(笑)
更に、ただでさえクセのある劇団員ばかりの「シアター・フラッグ」にプロ声優の羽田千歳(はねだちとせ)が加わり、彼女をめぐって様々な人間模様も繰り広げられて行きます。
果たして、劇団の運命やいかに…といった感じでしょうか。
ちょっとネタバレですが、完全なハッピーエンドで終わらなかったのは今回はよかったと思います。
有川さんの本は続きが気になってどんどん読んでしまうので寝れません。(笑)
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