『温泉に入ると病気にならない』

メガネさん

2010年03月24日 23:31

こんばんは、メガネです。


新聞の図書広告で紹介されていたので読んでみました。


『温泉に入ると病気にならない』

2010年3月4日 第1版第1刷発行

著者:松田忠徳(まつだただのり)
発行:株式会社PHP研究所

定価:¥760+税


温泉の本ってどこかの名湯を紹介して終わりじゃないの?って思ってたのですが、日常生活に潜む「ウソ」や「知らなかった事実」がたくさん出てきて驚きました。


そもそも温泉の定義自体がいい加減すぎ!
国がどうどうと温泉への加水を認めただけでなく、加水してますよーって申告さえすれば何%のお湯でも事実上黙認するって宣言したのと同じようなものだという現状。

極端な話、天然温泉をスポイト1滴垂らした水道水を沸かしたお湯であれば「温泉」って呼べるんですってー。

更には、町中の温泉施設には循環風呂でお湯の交換は週に1回以上、としか法律で定められておらず、レジオネラ菌がうじゃうじゃいて、家よりはるかに不潔で危険なお風呂にわざわざ入りに行っているかもしれないということ。


他にも家庭での入浴に関する注意点、温泉浴に近づけるアドバイスなどが記されています。



この先生の本はもちろん、他の温泉に関するも読んでみないといけないと思いましたー。
「温泉に入ると病気にならない」ってのは頭に「ホンモノの」ってのが付くんだなぁと実感。


「マガイモノの温泉に入ると病気になる恐れがある」んですって。


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