罹患率と完治率の捉え方。

メガネさん

2011年12月12日 23:45

こんばんは、メガネです。


今日は手の震えがすでにひどくなっているので、キーボード打つのに時間がかかりそうです。



さて、テレビ(主にNHK)での特集や、医学書数冊(高額なのでもちろん立ち読み)、ウィキなどでいろいろ調べたことがあるんですよ。

一体どのくらいの割合の人がうつ病や躁鬱病になっているのか、と。
そして、一番知りたかったのは完治するのかということ。



まずはうつ病、最新の資料はこの前見たテレビ番組のもので罹患率(「りかんりつ」、その病気にかかる可能性)が16%なんですが、うつ病と一口に言ってみても本当にたくさんのタイプがあるんですね。

ですから、おおまかに分けて治りやすい欝もあれば何年も続くものもある、ということ。
なので、完治率が何%であっても、それが果たして統計上の条件を満たしているのか意見が分かれるところだと思います。


そして双極性障害(躁鬱病)、僕がかかっている病気ですが、これは遺伝性で発祥期が若い(25歳未満)ということが多いそうです。正式に診断されたのは今年の8月ですが、記憶をたどって見れば、高校生くらいの頃から躁状態だったと思われます。

ウィキでは罹患率がウィキだと0.2%、医学書によると5%、そして僕がかかっている「混合型」は1%。
そして完治率は明記されていませんでした。


それを見て、「あぁ、一生治らないなら死のう」って思いました。







そして、リストカットに首吊り。









でも、仮にこれらの数字が合っていたとしても、0%じゃないんですよ。

仮に躁鬱病混合型の完治率が0.1%だったとしても、総人口1億2000万人とした場合、同じ混合型の1%の患者さんが全国に120万人おられるんですよね。
その中の0.1%の1200人が完治する可能性があるということです。


確率で示されるとどうしても悲観的になってしまいますが、目には見えない、知らないところで頑張っている仲間がこれだけいるんです。

あくまで仮の数字ですが、完治率がほんまに0.1%やったら1200人の中に入れる確証はありません…。
ただ、「寛解」(かんかい):症状が安定していて、数ヶ月単位での通院はしなければなりませんが、何とか普通の生活に戻ることができる、という人たちの確率を考えたら、一般的にいう「元気になる」人はもっと多くなるはず。


そう思えたら、ちょっと肩の力が抜けたような気がします。


いいじゃないですか、目標は「生きること」。



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