無題
弟の奥さんがなくなりました。
一昨日横浜まで行って、昨日の夜に帰ってきました。
何もかける言葉がなくて、ただ小刻みに震える弟の背中をさすることしかできませんでした。
5年の結婚生活。
姪は今年2歳になります。
34年の人生、短すぎます。
できることなら変わってあげたい。
弟は、今はまだ間違いなく世界がモノクロに見えているはずです。
昨日になってようやく少しだけごはんの味がするようになってきたと言ってました。
今はどんなに後ろ向きでもいいし、立ち止まっていても構いません。
でもいつか必ず立ち直って、姪のためにも頑張ってほしいと思います。
僕には子供もいないし結婚もしていないけれど、その絶望を想像するだけで気が狂いそうになります。
よく「胸が張り裂けそうになる」と言いますが、ほんとに胸が痛くておかしくなりそうです。
何か少しでも助けになれればと思いますが、できることなんてなくてただただ悲しむことしかできません。
弟じゃないけれど、ご飯の味もあまりしないしどこかふわふわしていて現実味がありません。
いまだに目覚めるたびに、ああ夢じゃなかったと思ってしまいます。
今日の日記はあまり誰かに見てもらいたいとは思いませんし、自分が少しでも楽になりたくて書いた身勝手なものです。
ただ一度吐き出したかっただけです。
次日記を書くときはいつも通りの日記を。
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