2010年02月28日
『白いひつじ』
こんばんは、メガネです。
ハコさんオススメの作家さんで、初挑戦してみました。
『白いひつじ』
2009年11月30日 初版第1刷発行
著者:長野 まゆみ
発行:株式会社筑摩書房
定価:¥1400+税
大学入学のために上京した少年、鳥貝(とりがい)を中心に描かれています。
下宿先を探しているうちに出会う先輩(名前もキャラもかなり個性的)たちとの関わり、断片的に描かれる幼少期の記憶が最後に全て繋がるところは圧巻でした。
以下ネタバレ注意
ハコさんオススメの作家さんで、初挑戦してみました。
『白いひつじ』
2009年11月30日 初版第1刷発行
著者:長野 まゆみ
発行:株式会社筑摩書房
定価:¥1400+税
大学入学のために上京した少年、鳥貝(とりがい)を中心に描かれています。
下宿先を探しているうちに出会う先輩(名前もキャラもかなり個性的)たちとの関わり、断片的に描かれる幼少期の記憶が最後に全て繋がるところは圧巻でした。
以下ネタバレ注意
下宿に必要なために入手した戸籍謄本に書かれていた自分が養子であるという衝撃の事実。
更にはずっと一人っ子だと思っていたのに、「二男」という事実にも驚きます。
実の家族は断片的にしか登場せず、実体はほとんどわからないのに、鳥貝という少年が精いっぱいの愛情で見守られてきた様子が見事に描写されています。
本作にはちょっとボーイズラブ的な表現もありますが、露骨なものでもないですし、慣れればすんなり読めるでしょう。(笑)
ハコさんによると、最初はファンタジー中心、2000年ころからはボーイズラブを押し出した作品が増えてきて、最近は「普通の」(笑)小説を書くようになったらしいです。
NHKドラマ「咲くやこの花」も長野まゆみさんが原作と知って驚いています。
更にはずっと一人っ子だと思っていたのに、「二男」という事実にも驚きます。
実の家族は断片的にしか登場せず、実体はほとんどわからないのに、鳥貝という少年が精いっぱいの愛情で見守られてきた様子が見事に描写されています。
本作にはちょっとボーイズラブ的な表現もありますが、露骨なものでもないですし、慣れればすんなり読めるでしょう。(笑)
ハコさんによると、最初はファンタジー中心、2000年ころからはボーイズラブを押し出した作品が増えてきて、最近は「普通の」(笑)小説を書くようになったらしいです。
NHKドラマ「咲くやこの花」も長野まゆみさんが原作と知って驚いています。
Posted by メガネさん at 19:03│Comments(2)
│書籍
この記事へのコメント
長野まゆみさんの本は高校生の頃に何冊か図書館で借りて読みました。
独特な世界でしたが好きでした。
独特な世界でしたが好きでした。
Posted by きよか at 2010年03月02日 07:18
>きよかさん
まだ1冊しか読んでませんが、きっと独特なんでしょうね~。
何冊か買いだめしてあるので、ちょこちょこと読み進めていこうと思います。
まだ1冊しか読んでませんが、きっと独特なんでしょうね~。
何冊か買いだめしてあるので、ちょこちょこと読み進めていこうと思います。
Posted by メガネさん at 2010年03月02日 23:21